#霧島温泉水
古くから何度も噴火を繰り返してきた霧島山脈。その地層には沢山のミネラルが蓄積され、霧島の自然の中で湧き出る水は栄養豊富な天然水として多くの人々に親しまれています。
以前にもご紹介しましたが、精油(エッセンシャルオイル)は植物を水蒸気で蒸留することで抽出されます。そのため、製造工程で多くの水を必要とします。
TE.ONの工房では畑で採れたハーブから手作業で精油を作っていますが、そこで使用している水は霧島の温泉水を使っています。
水道水には微量の塩素やカルキが含まれ、それらが香りの邪魔をしてしまうためです。
ハーブを育てるためにも毎日使っている霧島の温泉水。実は沸騰させてもその成分に変わりはありません。この栄養たっぷりなお水を蒸留工程でも使用することで、植物の持つオイル成分を1滴1滴余すことなく抽出できるのです。
地球の熱で温められ湧き上がった天然水が、こうしてまた温められて自然の植物たちと一緒になる。なんだか人生と重なる気がして面白いですよね。