Interview – senn-

TE.ONを扱っていただいているサロンをご紹介しながら、使い方やこだわりを探っていくインタビュー企画。第6回目は『senn』を訪れました。 オーナーは、美容師とアパレル店員を両立し、Instagramでも人気の星さん。以前、茅ヶ崎にあるサロンで働いていたことがきっかけで、海辺の街の空気感と暮らしやすさが気に入り、自身の店舗もこのエリアに構えたそう。心地の良い空間で、たくさんのお話を伺いました。 『senn』はどんなお店ですか?店名の由来やお店へ込めた想いを教えてください。  店名の『senn(セン)』には、さまざまな「線」をつなぐという意味があり、これまで関わってきたすべての人やモノ・コトに感謝と敬意を込めました。また、美容の専門性を表す「専」、「先」を行くという意味、「1より10、10より100、100より1000と上がっていけるように」という想いも込めています。「自分のサロンを持ちたい」という気持ちも、ずっと心の中にありました。また、大型サロンで働いていた頃はカットだけ担当するなど分業制が基本で、それはそれで学びが多く、良い時期もあったのですが、もともと美容師という仕事はお客さまと一対一で施術するのが当たり前だと思っていたことや「自分がやりたいことって何だったっけ?」と考えることも…。もっと自分の想いを形にできて、いま出来ることをすべて出せるような場所を作りたいと思い、『senn』を立ち上げました。 美容室とアパレルを一緒に展開されているお店は珍しく、星さんならではの場所だと思いますが、どういったきっかけがあったのですか? 美容師の仕事を始めてスタイリストになりたての頃、手荒れが酷くなってしまい、お医者さんから「水を使う仕事を控えたほうがいい」とお話しがあり、「美容師を辞めなきゃいけないのかな…?」と考えていたときに、元々好きだったブランド『TODAYFUL』のスタッフ募集に出会いました。「せっかくなら挑戦してみよう」とアパレルの仕事を始め、美容師は短時間勤務に切り替えて並行して続けさせてもらうことに。結果として、美容とファッションのどちらにも携わる今のスタイルにつながりました。『senn』でもアパレルの展開をしていますが、今も週1回ほど『LIFE’s』の店舗にも立っています。 TE.ONを導入された理由を教えてください。 もともとTE.ONのことは知らなかったのですが、新しいスタイリング剤を探していた時期に、偶然ご提案をいただきました。試してみたところ、まさに求めていた質感で、重すぎず軽すぎず、ちょうどいいバランスでした。海外の植物由来のスタイリング剤も使っていますが、軽めの質感で日本人の髪質に合わないことも。その点、TE.ONは日本人の髪質に合っているのでとても使いやすく、時間が経ってもベタつかないし香りが変わらないところがいいですね。プロダクト自体のコンセプトにも共感しましたし、香り・テクスチャーも良く、お客様にもサンプルを試していただいたところ、とても好評だったので導入を決めました。 どの商品が特に人気ですか? どれも人気ですが、一番はBotanical Butterですね。重めの質感を想像される方が多いですが、実際に使ってみると軽めで使いやすいです。  Instagramに TE.ONを使ったスタイリング動画もUPして下さっていますが、改めておすすめのスタイリング方法を教えてください。 TE.ONのBotanical Butterは軽くて伸びが良く、しっとりとした質感を作ることができます。オイル(Utility Oil)と混ぜて使うと、白っぽくならずに馴染みやすくなりますし、重さの調整もできます。どんなスタイルにも使えますが、特にパーマスタイルや、縮毛矯正後の時間が経った毛先の乾燥ケアにおすすめです。ヘアに使い終わった後、そのまま手に馴染ませられるのもいいですね。保湿されるのにベタつかないのもすごくいいポイントだと思います。 https://www.instagram.com/reel/DGcgbVdSnlV/https://www.instagram.com/reel/DEoUVx5Spez/▲星さんがInstagramにUPしているスタイリング動画  また、ヘッドスパの商材としてもとても優秀です。以前の店舗はヘッドスパをよく施術するサロンだったこともあり『senn』のお客様にもスパの提案をすることが多いのですが、TE.ONのスパ用クリームとBath Oilを使い始めてから、さらに評判が良くなりました。香りはラベンダー(Chigusanezu)が一番人気ですね。 Bath Oilの活用方法で、サロンならではの工夫はありますか? ホットタオルに少しBath Oilを垂らすと、施術中にとても良い香りが広がるので、お客様にも喜ばれています。 時間が経っても香りが持続するのも魅力ですね。ヘッドスパを受けたお客様が、その香りを気に入ってBath Oilを購入されることもあります。 TE.ONにちなんで…“手の中で大切に温めていたいこと”はありますか? お仕事や暮らしの中で大切にしていることなどお伺いできたら嬉しいです。 とにかく「素直に生きること」と「笑顔でいること」を大切にしています。そして、やっぱり美容師は私にとって天職だと思っています。おばあちゃんになってもこの仕事をしていたい。実は、小学生の時の文集に「美容師になりたい」と書いていたくらい、なりたい職業だったんです。手荒れなど悩んだ時期もありましたが、働き方を調整することで改善しましたし、これからも自分に合った形で美容師を続けていけたらと思います。 サロンとしては、やっぱりお客様にとって心地よい空間を作ることを何より大切にしていますね。 一対一のリラックスした空間で、ヘアからアパレルまで、トータルでスタイルを提案してくださる星さん。新しい自分に出会いに、ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか?    【Salon Infomation】『senn』〒253-0052 神奈川県茅ヶ崎市幸町12-5 幸町ハウス1F営業時間:10:00〜19:00...

Interview – modern-

TE.ONを扱っていただいているサロンをご紹介しながら、使い方やサロンを探っていくインタビュー。第5回目は北鎌倉に佇むmodernに伺いました。 ガタンゴトンと電車に揺られて北鎌倉駅に降り立つと、美しく手入れされた深緑の木々と仏閣の趣のある空気が流れています。 気持ちがいいところだなぁ、と思いながら3分程歩くと垣根越しに大きな窓が開放的な一軒家が。なんとも雰囲気があるサロンmodernの増山さん、横田さんとかわいいコスケくんにお話しを伺いました。 ギャラリーだった建物を改装して作られたモダンな佇まいのサロン かわいいコスケ君がお出迎え Modernさんはどんなお店ですか? <増山さん> かっこいいことを簡単に、がテーマですかね。サラッとかっこいいかんじを提供したいと思っています。サロン自体は“人が集まる場所“になればいいなぁと思いを込めて壁面に縁側を作って座れるようにしてもらいました。昔の人は縁側に座って色々な人が集まっていたでしょ。そういう雰囲気が良くて。  元々ギャラリーだった建物を改装してヘアサロンとしてリノベーションしたのですが、天井が低かったり、課題が色々あって。だけど床を抜いたり工夫をして作り上げました。 髪を切るための場所じゃなくて“境界線を越える”を大切にしたかったんですよね。僕たち自身も色々なことをクリエイティブして美容師という枠に囚われず、境界線を超えてものづくりしています。 左が増山さん、右が横田さん。縁側に座るようにTE.ONチームとリラックスした空気の中お話を伺います。 お客様はどのような方が多いですか? <増山さん> 幅広く様々ですが40代くらいの僕たちと同じような年代の方が多いですね。Utility oilも年代で好みが分かれるんですよ。若い人たちはさっぱりしたgingerが人気で、同世代の方はHasuの方が好まれますね。   TE.ONを好んで使っていただける理由は? <横田さん> お店に置くものはかなり慎重に選んでいるのですが、TE.ONはパッケージや質感など他と違うなと思って見てみたらとても良くて。圧倒的に酸化しないし、オーガニックなのもいい。お客さんにも勧めてるわけではないのにスタイリングに使うと購入して帰られますよ。 <増山さん> Botanical Butterに関しては10年に1度の製品じゃないかな?超オールマイティー商品でどんなスタイリングでも決まるし香りがいい。使っていると髪質変わっていくのもすごいなぁとおもいます。髪が細い人などはgingerを使っています。味変的な感じでバターと混ぜて使うことも多いですよ。今の時代のウェット感のあるスタイリングにすごく合うんですよね。  <横田さん> 50〜60代の方が購入してすぐまた買いに来てくださるから、もう無くなったの?と聞くと、娘さんが気に入って持っていっちゃたからと買いに来てくださる方も結構いらっしゃいますね。 お二人が手の中でずっと温めている大切なことを教えてください。 <横田さん> 大手で働いていると、どうしても分業制になってくるから全部を最後までできない歯痒さあったんですよね。だから最初は1人で始めたのです。1から10まで自分でできる喜びは大きかったですよ。 これだけの空間あれば本当は7席くらいできるけど、自分が全部やるということにこだわりを持ちたいし、スタッフが増えてもいいけど、その子達にも自分で最後まで作り出せるようになって欲しいなぁと思っています。 お金のためではなく、自分が納得したものを作れる職人になりたいなと思っています。 5月に体調崩してた時に、しばらく仕事ができなかったのでお客様が他のサロンを転々とされてて。その時に、『いろんなサロンに行ったけどモダーンは入った時の空気感が違うんだよね〜。』って言われたんです。それは嬉しかったな。やってきた事が伝わっている感じがしました。 作り上げる喜びを話す2人の笑顔が印象的 <増山さん> 僕は“ものづくり”ですね。アシスタント時代に将来どうなりたい?って聞かれたんですよ。その時に思ったのが、“素敵なものに囲まれて生きていきたい”だったんですよね。 美容師としてはもちろん、髪切ったり、空間を作ったり、写真を撮るのもそうですね。境界線をなくして素敵なものを作っていきたいなと思っています。 この前は能登にボランティアカットに行ったんですよ。僕たちがすごく元気をもらいました。...

カボスと檜

すっかり秋めいた空と空気に、驚く日々です。 先日カボスと檜の収穫をしました。 青い空と深い緑のコントラストがなんとも美しい風景に癒されつつ、 作業をしていると汗がまだまだ止まりません。   カボスは爽やかな香りでリフレッシュ、リラックス、血流促進をし、良い眠りに誘い、また覚醒もさせます。 脳疲労にもいいとされボケ防止や、むくみ、冷え回復、消化機能作用、唾液分泌促進、抗菌・抗ウイルス、鎮痙作用などが様々に効果が見込めると言われています。   檜の精油は血行促進作用、抗菌・抗ウイルス作用、防虫効果などがあります。むくみや肉体疲労、冷え性などにおすすめ。 また、筋肉痛や肩こり、腰痛といった痛みの緩和作用も期待できます。 日本書紀の中で、素戔男尊(スサノオノミコト)が自分の体毛から作った木材だと言われており、神殿に使うように言われています。 diffuserのshiro やBath oil Sohoにも使用されていますので、いい香りに包まれながら秋の夜長をゆっくりお過ごしくださいね。

Interview-BEAUTRIUM 七里ヶ浜店-

TE.ONを扱っていただいているサロンをご紹介しながら、深く探っていくインタビュー。第4回目はBEAUTRIUM 七里ヶ浜店へ伺いました。 早朝の太陽は柔らかな光。それに反射された海の水面がキラキラと光っているのをぼぅっと江ノ電の窓から眺めながら、七里ヶ浜駅に降り立ちます。潮風が優しく香り、ぐ〜っと背伸びをし たくなるような心地よさ。そこから海に向かって歩くこと2分。 白いビルの階段を登っていくと落ち着いた佇まいでBEAUTRIUM七里ヶ浜店があります。代表の川畑さん、スタッフの古川さん、浪崎さんにお話を伺いました。 駅を下りて道なりに歩くと広がる海。 海の目の前にある白いビルの階段は別世界に向かうよう。 大きく開放的な窓と植物がお出迎え。 BEAUTIRIUM七里ヶ浜店はどんなお店ですか? 川畑さん:コンセプトは“ナチュラル&ちょっとのインパクト”なんですよ。ずっと前に考えたやつなんですけどね、エレガントな雰囲気と、時代に合わせたさりげない“インパクト”を大事にしています。スローガン的な感じかな。 どんなお客様がいらっしゃいますか? 川畑さん:36年やっているからね。上は90代〜もう3世代にわたってきてくれているよ。都内からのお客様も多いし、いろんな方がいらっしゃるけど、素敵な方ばかりです。 古川さん:こだわりを持った方が多いです。素敵な方ばかりで、洗練されていらっしゃるけど、どこか肩の力が抜けているラフさを求めていらっしゃる方も多いですかね。“ご自身の好きなこと“をご存じの方も多いですね。 左から古川さん、川畑さん、浪崎さん。優しい雰囲気に包まれて TE.ON についてお話していただきました。 TE.ON を、いいなと思っていただける理由は? 浪崎さん:ナチュラルな素材を使っているところにまず惹かれました。お客様も香りがいいねって言っていただくことも多くて。香りの残り方も上品で他のオイルとは違うなって感じます。 古川さん:バターは濡れ感を出したりパーマ出したりするのに使っていますよ。オイルは何にでも使える感じでとにかく使いやすいですね。アウトバスでもスタイリングでも使っています。 川畑さん:なんの説明もしないでお客様につけると、『これいいね!』って言っていただけているよ。僕自身がバターつけていると、お客様がなんのコロンつけているの?と聞いてくれることもあったね。オイルは今まで無かったような質感。軽さと重さがちょうどいいし、酸化した匂いもしないのもいいね。 浪崎さん:香りがよかったから、とルームスプレーも気になって買っていかれる方もいらっしゃいますよ。柚子の香りが人気でしたね。 TE.ON に因んで、皆様が“手の中で大切に温めていたいこと”はありますか? 古川さん:“自然の勘“を大事にしたいですね。私生活でも気持ちよく過ごせるように、挨拶をしたり、感謝をしたり。そういうことをしっかりやっていくことが仕事にもつながると思っているので大事にしたいと思っています。 川畑さん:僕は“毎日楽しむ!”ですね。お店にいるの好きなんです。仕事の前にサーフィンして、好きな音楽を聞いて、サロンワークして。仕事もプライベートも楽しくないことはしたくないかな(笑) 沢山のレコードやボード。“楽しい“が詰まっているのを感じる店内の本棚。 浪崎さん:仕事が忙しい時や大変な時もあるんですけど、やっぱりなんでも楽しむことを大切 にしています。川畑さんを見ていて日々そう思います。何にでも感謝しながら過ごすと、それが自分にも返ってくると思うので。 サロンの奥は海に呼ばれているよう。 ただ髪を整える、ではないBEAUTRIUM七里ヶ浜店。 海と空の美しい景色に包まれて、心も体ゆったりとした気分に浸り、スタッフの方々の高い技術と優しい心遣いを感じられる特別なサロン。 是非訪れてみてはいかがでしょうか。 BEAUTRIUM七里ヶ浜店 〒248-0026...

ローズマリー

  8月は様々なハーブが旬を迎えます。 今日はローズマリーの収穫を。 日光を好み力強く太く育ったローズマリーは収穫した後 乾燥させ、粉砕し、椿油にじっくり漬け込みます。 「若返りのハーブ」とも呼ばれており、抗酸化作用、血流改善作用が期待できます。 集中できないとき、疲れを感じるときに使用すれば、頭をすっきりさせ気分をシャ ンとさせる覚醒効果も期待できると言われています。 毎日猛暑の鹿児島。刺すような日差しの強さに 20分畑仕事をして20分休む、を繰り返しています。 あまりの暑さに大雨に嘆いた日もありましたが、今は雨を待ち侘びています。 先日大きな地震もあり、椿の種子を入れていた大きな棚が歪みました。 大きな事故や被害はありませんでしたが 太陽や大雨の力強さも地震も、自然の力の大きさを感じずにはいられません。 豊かな大地の恩恵に今日も感謝して、畑と向き合います。

月桃とレモングラス

8月に入りました。 燦々と陽の光が降り注ぎ畑では 月桃とレモングラスが、ぐんと大きく育っています。 月桃のなんとも言えないスパイシーさと甘さのある香りがフワッと広がり、夏の暑さを和らげるように心を穏やかにしてくれます。 抗炎症・抗菌作用、保湿効果も高いと言われてるためTE,ONのアイテムでは大切な役割を担う月桃。生の葉を採り、ハサミで切ってお湯を注ぐとフレッシュな香りのお茶にもなります。 これがまたとても美味しい。   レモングラスもすくすくと伸びやかに大きくなってきました。 乾燥させてお茶や、精油にすると、こんなにも沢山育っていてもごく少量しか取れないため、潤沢に育みます。 体内の代謝と血液循環を促進する作用もあるとされ、冷えや肩こり、体の疲労をやわらげる効果が期待できる上、抗菌・抗真菌作用もあると言われているので匂いが気になる箇所に使用したり、虫除けにもなります。 レモングラスもまたTE,ONの大切な重鎮。   herb teaにはこの月桃とレモングラスが入っています。 畑で採れたハーブの味覚を楽しんで、身体の不調が出やすい8月を乗り切ってくださいね。    

Interview -Belle-

TE.ON を扱っていただいているサロンを紹介しつつ、使い方を深く探っていくインタビュー。 第 3 回目は銀座駅すぐにある Belle に伺いました。 ハイエンドなショップが立ち並ぶ銀座の一等地。 エレベーターのドアが開くと、洗練された空間が広がります。窓からは美しい光が差し込み、ス タッフの笑顔が迎えてくれます。 今日は代表の冨山さんにお話を伺いました。 実は鹿児島出身の冨山さん。TE,ON が故郷で作られていることを知って驚いたそう。 Belle さんはどんなサロンですか? お客様とスタッフを第1にするサロンですね。手に届きそうな半歩先をいくデザインで、おしゃれ感、真似してみたいと思ってもらえるような様々なスタイルを提案しています。いろいろなジャ ンルのスタッフが多数在籍しているのでお客様の要望にもしっかり答えていけるサロンです。 TE,ON を、いいなと思っていただける理由は? スタッフが言うのはまずはパッケージがかわいい、って。お客様は施術中に使うのでパッケー ジは見えないけど、付けるとすぐ「香りがいいですね!」って言われています。重さがちょうどい いし、付ける量で調整できるのもいいですね。オイルだと重くなりがちなので。オーガニック製ですと、と言うとみなさん安心していただけるようで興味を持ってくださいます。ボトルを見せる と、かわいい!と、Hasu と Ginger を2種類買っていかれるお客様もいらっしゃいますよ。 よく使用していただく Hasu のオイルを手に取ってくださいました。 Utility oil の使い方は? 他のスタッフは結構 1 本で仕上げているかな。基本はスタイリングで使用していて、僕は固形...

夏の畑

TE,ONの畑のある鹿児島は日本の中でも南に位置し 大雨が続いた梅雨を終え 太陽が燦々と輝き灼熱の日々が続いています。 雨が続き、日が照れば、農薬などは使わないために すぐに雑草が生い茂り、数日畑に行かないと あっという間にジャングルのように・・・。 TE,ONの畑の営みは自然の摂理の上に静かに佇むよう 動物避けの電気網も農薬も使用していません。 手を使い草をむしり、ハーブ達が健やかに大きくなるようにそっと支えるのです。     最近は椿がようやく実をつけました。 この中に種子が入っているのです。 乾燥させて取り出すとBath oilやUtility oilの原料である椿オイルを採っていきます。   中から種子がたくさん取れることを楽しみに 今日も畑へと向かいます。          

梅雨の霧島

ここ数週間ほど雨が続き すぐ先が見えないほどの濃霧に覆われた 今時期の幻想的な梅雨の時期の霧島。 瑞々しい空気がしっとりと肌に吸い付き息を吸えば身体中に新鮮な空気がゆっくりと”生き渡り”ます。 雨の水が川へ、山へ、畑へと続き、生々と草木が生い茂るのです。 繰り返す自然の営みの中でTE,ONの植物が育ちます。 長く雨が降り続き暑さが続くと、農薬を使わない畑は野生の草花が生い茂り土地の強さを感じます。この時期はなかなか畑にも行けないため、束の間の晴れ間に一気に草をとり手入れをしてととのえるのです。 水をしっかりと吸収し今はじっと梅雨が明け、燦燦と陽の光を浴びる日を 待ち侘びています。